ownCloudの最大の特徴の一つに自身の好きな環境にファイル共有システムを構築できること。
たとえば、社内のファイルサーバーのプロジェクト毎に作成されたフォルダを取引先のクライアント様に連携させることも可能です。
ownCloudのユーザに3種類の権限を持つユーザ+誰でもアクセスが可能な一時的な共有用URLを発行機能があります。
これらの機能を使えば、プロジェクトを安全に、効率的に成功させるお手伝いいたします。
- アカウント発行
ownCloudユーザは、管理者・グループ管理者・利用者の3種類の権限を持つユーザがいます。
その中で管理者・グループ管理者の権限を持つユーザは、管理画面から簡単に新規ユーザを作成することが可能です。
(グループ管理者は自分の所属するグループ内にのみ新規ユーザを追加できます)
ownCloudの基本的な機能についてはこちらをご確認ください。
プロジェクトに関わる担当者のアカウントを作成し、プロジェクトグループに所属をさせておけば、
簡単に共有をかけたい該当ファイルを、プロジェクトグループに参加しているアカウントのフォルダに該当ファイルを共有することが可能です。
フォルダを共有にも権限をつけることができ、ダウンロードしかできないようにするには編集のチェックボタンを削除しておくだけです。編集可能の中でも、ファイルの共有を受けたユーザがファイルをアップロードだけを許可する「作成」、既存ファイルの編集を許可する「編集」、既存のファイルを削除を許可する「削除」の3つの権限ランクを設定することができます。
アカウントの削除も簡単にできるので、もし担当者がプロジェクトから抜けたり、プロジェクトが終了したらアカウントを削除したり、共有設定を解除することで情報管理をすることが可能です。
- URL共有
プロジェクトファイルの受け渡しのもう一つの方法として、URL共有でファイル共有を行うことも可能です。
URL共有では、ファイル閲覧期限を設定することやパスワードを設定することが可能です。
アカウントを持っていないユーザであってもファイルのアップロードをすることは可能なので、
ファイルの受け渡し場所としてURLを保存しておけば、
スムーズに多数のユーザから大量のファイルや同じフォルダ内にファイルを一元管理することが可能です。
たとえば、社員向けの社内アンケート調査回収フォルダとして活用したり、一時的にファイル共有が必要となったユーザ向けにURLを教えておくだけで、アカウントの管理の手間が省けるとともにファイルの受領が可能です。
アカウントを持たないユーザがURLにアクセスした場合に、フォルダの中身を見せないようにするプラグインもスタイルズでは開発しております。
導入事例>>国立大学法人 北陸先科学技術大学院大学
ownCloudはもちろん自社で管理するサーバ内に構築できるオンラインストレージパッケージなので、実ファイルがどこに置いてあるか分からないという問題にも対策可能です。
さらにスタイルズが提供するownCloud保守サポートにご加入いただければ、ユーザーの行動が記録できる監査ログ機能をご提供いたします。