2016年9月20日(ドイツ現地時間)に ownCloud社から、ownCloud 9.1 Enterprise Edition がリリースされました。
主な変更点は下記です。
- 二要素認証(Two-Factor Authentication)二要素認証のプラグインが利用で可能になりました。これにより、サイバー攻撃の一つである総当たり攻撃からの脅威を防ぎ、より確実ownCloudにアップロードされているファイルをセキュアに保護できるようになります。
- ワークフロー(Workflow Engine)任意のトリガーをファイルに付けることができるようになりました。自動的にファイルをメールで送信するなど、ビジネスプロセスをよりスムーズに行うことが可能になります。
- Windows Server 変更通知(Windows Server Notifications)現在まで、Windows ServerとownCloudを連携させた場合、ownCloudはSMB連携の変更を定期的にスキャンする必要がありました。このスキャンは膨大な量のファイルを保持しているサーバーの場合、スキャンに長時間かかることが問題となっておりました。しかしながら、今回のアップデートによりownCloud 9.1 Enterprise Editionは、Windowsのネットワークドライブから直接通知を処理することが可能になりました。
ownCloud 9.1 Enterprise Editionのより詳細な内容については、下記のウェビナーをご覧ください。
ウェビナーを確認する(owncloud.comにリンクします。)
ownCloud Community Edition と Enterprise Editionの機能の比較は、
Enterpriseライセンス(有償ライセンス)について をご確認ください。