ownCloud とセキュアブラウザの連携
セキュアブラウザとは
セキュアブラウザとはWebブラウザの基本機能を備えつつ、不正アクセス防止や情報漏えい防止対策を強化したブラウザです。一般的には「データ保存禁止」機能と「フィルタリング」機能のどちらかもしくはその両方をそなえたブラウザをセキュアブラウザと呼ばれています。
セキュアブラウザは、WebMailやグループウェアといった企業ユース向けのスマートデバイス向け製品の急速な充実や、特にBYODに対するセキュリティ対策として、セキュアブラウザを活用するユーザー企業が増えつつあります。
ownCloud はバージョン7よりスマートデバイスのブラウザから利用可能となったため、お客様のユースケースによってはセキュアブラウザと組み合わせることにより、よりセキュアなオンラインストレージとして利用が可能になりました。
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セキュアブラウザの特徴
特徴 | |
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データ保存禁止 | 端末にデータを残すことなく、業務アプリケーションを利用できる機能。データは端末内のキャッシュに一時的に格納し、ストレージには格納しない |
フィルタリング | URLフィルタリングといったフィルタリング機能を備え、接続先を業務アプリケーションに限定する機能 |
その他 | ブックマークやブラウザキャッシュ、Webサイトの閲覧履歴といったデータの保存を制限する機能やMDM機能を持つ製品も存在します |
セキュアブラウザとownCloudの連携検証
弊社では代表的なセキュアブラウザであるConnectOne MDM Browserを使用してownCloudが利用可能かの検証を行いました。